葬儀について|おこつ供養舎

コラム〜其の一【葬儀】について

ご遺族様へ
故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 故人様がご臨終された後に、残されたご遺族様には悲しくも
あわただしい葬儀のセレモニーが待ち構えております。
葬儀社さんとの打ち合わせ、親族や親戚、故人様と親交のあった友人
知人様への訃報のお知らせ等に追われて故人様の死を深く悲しんで
いる間を与えてもらえない程の日々があっという間に過ぎ去り、通夜の日が
巡ってまいります。お通夜画像ご遺族は、通夜の当日も通夜に
参列された方々へのご挨拶や通夜振舞いなどに
追われて、通夜の日にもゆっくりと休む間もない
ままに一般的には翌日の告別式を迎えることとなります。

 

※私事ではありますが・・・
 私の父の葬儀の際には、不慣れな事もあり、あまりの忙しさに、棺桶に横たわる父に「お父さん、寝てないで手伝ってよ!」と心の中で語りかけたことを覚えております。

 

 

告別式は通夜の翌日に執り行われることが多いです。
告別式の朝は前日の通夜供養で睡眠不足気味であるご遺族様も多いようです。

 

告別式が終わると、次にご遺体とご親族様は火葬場(斎場)へと向かいます。

葬式

 火葬場へ行くと、独特の雰囲気に
また今までとは違う悲しみや感情が
こみあげてくるものでございます。

 

火葬場では、火葬炉に入って行く棺の中の
故人様に、最後のお別れをいたします。

 

火葬後は、ご遺骨の骨上げを行います。
ご存知の通り、骨上げとは故人様の焼骨を
ご親族で骨壺の中に拾骨する事を指します。
骨上げの際は、もう二度と故人様を
肉体としての形で見ることが出来ないという
悲しい気持ちや、火葬炉から出てきた焼骨を見て、人は最終的にはこのようになるのだという悟り心に目覚めたりも致します。

 

※私事ではありますが・・・
 父の焼骨を見た時に、一部が薄いピンク色だったり少し黒ずんでいたりしていた
のを今でも覚えております。当時はそれが、なぜなのかはわからずじまいでした。
(色がつく原因は棺桶の中に入れられた副葬品類の色素類が残ったり
故人様のご病気等にも起因するようです。)

 

火葬、骨上げも終わりますと最後に、火葬場で骨上げして骨壺に納まったお骨と
「埋火葬許可証」を受け取ります。
骨壺に納まったご遺骨は骨箱に入れて、一般的には一度ご自宅にお帰りになり
納骨までの日々をお待ちになることになるわけです。
※事情によりそのままお墓や納骨堂に向かうこともございます。

 

 納骨は、いつ行うという決まりは特にありません。

納骨

ご自宅でご遺骨を安置して心の整理がつくまで
手元供養される方もいらっしゃいます。

 

※私事ではありますが・・・
 私の父の遺骨は、火葬場から自宅に戻りました。
家の小さな仏壇が、家に戻ると葬儀社さんの
お世話で立派な祭壇に変貌しておりました。
(後に、これを「後飾り祭壇」と呼ぶことを知りました。)

四十九日の期間は「忌中」四十九日を過ぎると「忌明け」といいます

四十九日までの間に、死者の霊はこの世とあの世をさまよっているとされています。
自宅の八畳の仏間の半分のスペースを使っていた立派な祭壇も初七日が過ぎた
頃から徐々に小さくなり、納骨の日を待つことになります。
既にお墓をお持ちの場合は、四十九日法要の際に納骨されることが
多い様でございます。
お墓の場所を探していたりする場合などは納骨がもう少し後になることもあります。
一般的には四十九日の法要の後に納骨式を行うことが多いようです。
(四十九日法要は、亡くなった日を1日目と数えて49日目にあたる日になります。)

 

※私事ではありますが・・・
 当家の墓は、民営の公園墓地に建墓いたしました。

 


新しいお墓なのでお墓の中は父の骨壺が一つだけ納まりました。父が寂しそうに
思えたのを覚えております。父の遺骨は父の遺言通りに分骨し、一部を海洋散骨
して残りの遺骨が墓で眠っております。

お墓

 最近になって、私の仕事柄、骨壺の中が
どのようになっているのかが気にかかり
墓の管理事務所の方に骨壺の様子を見たいと
申し入れましたところ、墓地へ出向いた時間も
遅かったために「今日は開けられません。後日、予約を
して頂いて、墓石屋さんに連絡してシールを外します。」
とのことでした。
次回の墓参りの際に、墓の中の父の遺骨を
見て来ようと思っております。

 

法事・法要・回忌はご遺族の気持ちや宗派、また地域によって様々な
形式が存在するようです。
日常ではあまり使わない言葉なので簡単に少しおさらいすると・・・

 

◎法要→お経をあげてもらうことを法要と言います。

 

◎法事→法要の後に食事の用意があるのが法事です。

 

◎回忌→一周忌(命日から満1年目)三回忌(命日から満2年目)
      七回忌(命日から満6年目)十三回忌(満12年目)百回忌(満99年目)

 

◎初七日→命日を含めて7日目

 

◎二七日→「ふたなのか」命日を含めて14日目(7日×2)

 

◎三七日→「みなのか」 命日を含めて21日目(7日×3)

 

◎七七日→「なななのか」四十九日のことです(7日×7)

 

また、代表的な耳慣れた名称を挙げると

 

初七日(しょなぬか)・二七日忌
三七日忌・四七日忌・三五日忌・五七日忌・六七日忌
四十九日(しじゅうくにち)/七七日忌(なななぬか)・百か日(ひゃっかにち)
一周忌(いっしゅうき)
三回忌(さんかいき)
七回忌(ななかいき)

お墓参り

十三回忌(じゅうさんかいき)
十七回忌(じゅうななかいき)
二十三回忌(にじゅうさんかいき)
二十七回忌(にじゅうななかいき)
三十三回忌(さんじゅうさんかいき)
五十回忌(ごじゅっかいき)
などです。

 

※私事ではありますが・・・
 父や親戚の回忌などで大勢の親戚縁者が集まることになる訳ですが、他人様が大勢集まった時とは一味違う、「ここにいる人達は身内」だという警戒心のない、
安心感と居心地の良さを味わうことが出来ます。このような気持ちを味わうことが
出来るのは故人様のお陰なんですね。

 

供養の方法にはいろいろな形がありますが、お墓以外の代表的な供養の形をご紹介いたしますと、故人様のご遺骨を親族で分骨して、各自で供養したり、お墓を引き継ぐ人がいなくなってしまう場合の供養の仕方として永代供養墓に納骨して供養して頂く方法や、自然葬として樹木葬や海洋散骨などを選択される方もいらっしゃいます。

 

おこつ供養舎でお手伝いできることは
お骨の洗浄殺菌、乾燥などがございます。

 

※私事ではありますが・・・
お骨が溶けたり風化したりして形が変わり自然に帰することは、宇宙の歴史の何でもないことの一つと考える事もできますし、逆にお骨の形が残ったまま存在することもまた、「何でもないこと」の一つと考える事が出来るかもしれませんね。私個人としては
骨壺の中の父母の遺骨がある日突然消失していたら、とても悲しいですね・・・

 

お墓を受け継ぐ人がいなくなった現代では
亡くなられた個人様やご遺族の方も、自然葬を希望される考え方も

樹木


増えてきています。 
自然葬とは、樹木葬や海洋散骨などの葬儀の方法を指す言葉です
おこつ供養舎では自然葬をお望みの方にはご遺骨を粉骨して差し上げることも可能です。樹木葬や海洋散骨も行っております。

 

※私事ではありますが・・・
 私は今から15年ほど前に、父の遺言通りに父の遺骨を海洋散骨致しました。
日本では、まだ「海洋散骨」という言葉が世間に広く知られていない頃の話です。
ご興味のある方は、おこつ供養舎のブログをご覧になって下さいませ。

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