粉骨-エピソード|奇跡の遺骨|粉骨・散骨業者・おこつ供養舎

粉骨にまつわるエピソード

「奇跡のお遺骨のお話」

 

お墓の中から48年ぶりに外気に触れたお遺骨様のお話です。
 
粉骨のお仕事をさせて頂いていますと、毎日毎日が新しいお遺骨様とご対面させて頂き
毎日毎日が粉骨されたお遺骨様とお別れする日々の繰り返しとなります。
 
お遺骨様を洗浄や乾燥した後で、清掃をして綺麗になったお遺骨を粉骨致します。
お遺骨様は粉骨するための沢山の工程で、私に付き合って下さるのですが
沢山の工程の中で、素人の方に
「何が一番大事ですか?」
と聞かれたら即答で「乾燥です!」
と答えます。
この答えはどこの粉骨業者さんに聞かれても多分同じだと思います。
 
先月、沖縄県に在住のおばぁ様から
「お墓に入っている48年前の遺骨を代行散骨して欲しい」
というご連絡を頂きました。
 
私は、経験的に自信を持って
「48年前のお遺骨ですと粉骨するために洗浄乾燥をしないと粉骨できませんよ」
とお答えして散骨費用の他に洗浄乾燥の費用が2万円ほど掛かりますよ
とお話いたしました。
 
経験的に、10年位経過したお遺骨でも洗浄の必要が無くて乾燥だけで済む場合が
まれにありますが、48年前とお聞きしたときに即座に99.9%洗浄乾燥が必要だと思い込みました。
 
2週間ほどが経過して沖縄から、お遺骨がゆうパックで届きました。
箱を持ってみると異様に重たいのです。
経験的に7キロ位かなと思いました(通常は4〜6キロ)
 
箱を開けてみると
現代の骨壺より細めですが高さのある沖縄っぽいデザインのされた素焼きの骨壺でした。
昔の骨壺(カメ)も見慣れていますが、群を抜いて素朴な美しさのある骨壺でした。
 
カメの蓋を開けるときに私が思い描いていたのは、いつも通りの湿った真っ黒なお遺骨がカメの中にある様でした。
 
蓋を開けて、わが目を疑いました。
 
中には数年前に納骨されたような綺麗な状態のお遺骨が入っていたのです。
 
お遺骨をカメから出してみると全てのお遺骨がカメから当然のように出てきました。
通常は底の方にあるお遺骨は、水分で骨壺の底にへばりつくような状態になっていて出て来ません。
 
お遺骨を出した後のカメはとても重くて明らかに表面には水分を沢山吸っていることがうかがい知れる
ジトッとした感じがありました。
 
このカメに興味をもった私はカメの重さを計ってみました。
結果は4.2sでした。
重いわけです。
私はこのカメがどの位の水分を含んでいるのかと言う事に興味が湧きました。
社内の乾燥室にカメを持っていき、乾燥させる事一週間、再度重さを計るとなんと3.1sでした。
カメは自らが1.1sもの水を含んで遺骨を濡らさないでいたのです。
 
その後、お遺骨を粉骨して水溶性の袋に入れて海洋散骨してきました、散骨するときにあの頑張り屋のカメの事を
思い出したのは言うまでもありません。
 
何か、色々と考えさせてくれたカメさんでした。有難う。
 
最後に・・・
沖縄のオバァ様に、洗浄の費用が掛かりませんよと連絡をすると、とても喜んでくれたことも付け加えておきます。

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