四十九日の納骨〜法事までのお話とおこつ供養舎にできる事
ご遺族様へ
故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
生かされている者にとって、月日の流れは振り返ってみると
早いものでございます。
故人様がご臨終された後に、残されたご遺族様には悲しくも
あわただしい法事のセレモニーが待ち構えております。
葬儀社さんとの打ち合わせ、親族や親戚、故人様と親交のあった
知人様への訃報のお知らせ等に追われて故人様の死を深く悲しんで
いる間を与えてもらえない程であっという間に通夜の日が巡ってまいります。
ご遺族は、通夜の当日も通夜に参列された方々へのご挨拶や
通夜振舞いなどに追われて、通夜の日にもゆっくりと休む間も
ないままに一般的には翌日の告別式を迎えることとなります。
告別式の朝は前日の通夜供養で睡眠不足気味であるご遺族様も
多いようです。
告別式が終わると、次にご遺体とご親族様は火葬場(斎場)へと向かいます。
火葬場へ行くと、独特の雰囲気に、また今までとは違う悲しみや
感情ががこみあげてくるものでございます。
火葬場では、火葬炉に入って行く棺の中の故人様に、最後のお別れを
いたします。
火葬後は、ご遺骨の骨上げを行います。
ご存知の通り、骨上げとは故人様の焼骨をご親族で骨壺の中に拾骨
する事を指します。
骨上げの際は、もう二度と故人様を肉体としての形を見ることが出来ない
という悲しい気持ちや、人は最終的にはこのようになるのだという
悟り心に目覚めたりも致します。
そして、骨壺に納まったご遺骨は骨箱に入れて、一般的には一度
ご自宅にお帰りになり納骨までの日々をお待ちになることになるわけです。
納骨は、いつ行うという決まりは特にありません。
ご自宅でご遺骨を安置して心の整理がつくまで手元供養される方も
いらっしゃいますし、お墓を受け継ぐ人がいなくなった現代では
亡くなられた個人様やご遺族の方も、自然葬を希望される考え方も
増えてきています。
自然葬とは、樹木葬や海洋散骨などの葬儀の方法を指す言葉です。
既にお墓をお持ちの場合は、四十九日法要の際に納骨されることも
ございます。
一般的には四十九日の法要の後に納骨式を行うことが多いようです。
(四十九日法要は、亡くなった日を1日目と数えて49日目にあたる
日になります。)
法事・法要・回忌はご遺族の気持ちや宗派、また地域によって様々な
形式が存在するようです。
代表的な耳慣れた名称を挙げると
初七日(しょなぬか)
二七日忌・三七日忌・四七日忌・三五日忌・五七日忌・六七日忌
四十九日(しじゅうくにち)/七七日忌(しちしちにちき/なななぬか)
百か日(ひゃっかにち)
一周忌(いっしゅうき)
三回忌(さんかいき)
七回忌(ななかいき)
十三回忌(じゅうさんかいき)
十七回忌(じゅうななかいき)
二十三回忌(にじゅうさんかいき)
二十七回忌(にじゅうななかいき)
三十三回忌(さんじゅうさんかいき)
五十回忌(ごじゅっかいき)
などです。
故人様のご遺骨の供養に対する考え方は、亡くなられた故人様の
お考えや残されたご遺族の方達の考え方やお住いの場所の風習等に
より様々であろうかと思います。
おこつ供養舎でお手伝いできることは
お骨の洗浄、乾燥などがございます。
また、自然葬をお望みの方にはご遺骨を粉骨して差し上げることも
可能です。樹木葬や海洋散骨も行っております。
御用がございましたら、詳細についてお気軽にお問合せ下さいませ。
【おこつ供養舎】